2011年05月02日

Heaven is My Home



Heaven is My Home

ガタゴト歌うバスに揺られて
今日はどこまで行こうかな?
「ゆううつ」はバッグにつめこんで
空から飛ばせば 手ぶらでぶらり

愛しいベイビー 泣かないで
もうすぐお家に着くからさ
愛しいベイビー 泣かないで
もうすぐお家に着くからさ

手を打ち鳴らし踊る輪のなか
もう踊り方も忘れたけれど
わいるどで優しい目をしてたはず
ぼくの かみさま ぼくを待ってる

愛しいベイビー 泣かないで
もうすぐお家に着くからさ
愛しいベイビー 泣かないで
もうすぐお家に着くからさ

この小さな星では旅人のぼくら
地図も持たずに明るい方へ
この小さな星では旅人のぼくら
ハロー、ありがとう、また会おう

愛しいベイビー 泣かないで
もうすぐお家に着くからさ
愛しいベイビー 泣かないで
もうすぐお家に着くからさ


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急に始まったソングブックシリーズ(笑)。
この歌詞は、キッコリーズを結成するずっと前に
詞だけ書いてあったものに、曲をつけてもらったもの。

タイトルは、当時好きで(今も好き)何回も見ていた映画
「Michael」の挿入歌で、ランディ・ニューマンが歌っていた歌の
タイトルをそのままパクりました(笑)。
(世の中には「Heaven is My Home」というタイトルの歌が
たくさん存在しているらしいです。
YouTubeで探すといろいろ出てくる。)
この映画、ジョン・トラボルタが地上に降りてきた
大天使ミカエルという設定で、頭ボサボサの髭ヅラで、
格好も汚くて、どこかボリボリ掻いたりしながら登場っていう
とっても天使には見えないんだけど、天使らしく
やることはきっちりやってくれるんだな。
面白いので機会あったら観てみてください。


毎回キッコリーズのライブで歌っているんだけど、
ときどき「お子さんいらっしゃるんですか?」と訊かれる。
「愛しいベイビー」がイコール自分の子、みたいな。
実際子供はいなく、そういうつもりで書いたのではないけど、
そのように解釈してくれても全然オッケー。
でも実はこれはわたしの中では、レクイエムで、
歌詞の中のひとはいわゆる「死後の世界」のひとたちだ。
この星での旅を終え、バスに乗って家に(Heaven)に帰る、
という設定。

この曲のレコーディングをした時(2004年くらい?)、
何度か歌入れしながら、立ち会うメンバーに
「これ、わたしの中ではキヨシローが歌ってるんだよね」と
言ったのを覚えてる。
今でも実は、頭の中でこの歌をキヨシローが歌っているのが
ライブで歌ってるとときどき、聴こえているのです。勝手に。
二年前のこの時期に、初めてひとりで札幌でライブをする時に
この歌を家で練習している最中にキヨシローが亡くなったことを
ニュースで聞き、とてもとてもかなしいきもちで、
でも何だか励まされるようなきぶんで、
ライブでこの歌を歌ったことが印象深いです。

そのライブのときに一緒に出演していた女の子が
去年遠くへ行ってしまい、
その時にも彼女のためこの歌を歌いました。

この度の震災で、多くの方の命が奪われて、
天国行きのバスは何往復してもずっと満席なんじゃないだろうか。
ひとりぽつんとバスに乗るよりも、
大勢でわいわい賑やかなほうが、楽しいかな。
せめて、そんな風に思って、少しでも残された人たちの
きもちがなぐさめられるのなら。。。

そんなことを考えつつ、
今日もこの歌を歌います。

posted by カポウ at 10:49| song book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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