2013年04月14日

たいせつなこと

もう一か月以上も前のはなしになってしまいますが、、、
毎年、3月3日は何らかの形でライブを入れています。自分の誕生日の日にライブを企画し、いろいろなミュージシャン仲間にも登場してもらう、というのを何年もやってきました。
今年はどうしようかなぁと思っていたところ、お友達のあやかちゃんから、企画のお誘いがあり、内容もとても心そそられるものだったので、受けさせていただきました。
近藤康平さんという絵描きの方のライブペインティングとのコラボレーションです。
メンバーは、KAPO with 33 BANDということで、賢治さん、ボブさん、酒くん、板谷さん、いでちゃん、というとってもスペシャルで豪華な組み合わせ。皆さん出演を快諾してくださいました。
リハーサルもとても楽しく、このメンバーで音を出せるうれしさがいっぱいに満ちた、本番が本当に楽しみなものでした。

しかし、その当日、わたしはライブに出演することができませんでした。
前日からの体調不良で、病院へ行き、点滴などもしましたがライブに出られる体調には戻らず、泣く泣く、出演を断念しました。
メンバーのみなさんには、穴をあけたくないので、わたし抜きでやってください、とお願いしました。百戦錬磨の素晴らしいミュージシャンたちです。わたしが抜けることの心配は一切ありませんでした。
それにしても、どんな理由でも、今まで一度もライブを休んだことなかったのに、よりによって自分の誕生日にこんなことになるなんて…と、泣いたら体力消耗しそうだったから泣きたくなかったけれど、我慢しても涙が布団の中でこぼれました。
せっかく企画をしてくれた、あやかちゃんや、ほかの共演のみなさん、近藤さん、そしてこの日のライブを楽しみにしていてくださったお客さんのみなさんたちに、本当に申し訳なく、情けなく、何と言ってお詫びをすればよいかわかりませんでした。
自分の身体にも申し訳なかったです。ちゃんともっと休息が必要だったかもなのに、無視するように突っ走っていたのかも。ごめん、ごめんね、とあちこちへ向かってつぶやいていました。

そんな状態だけれど、携帯にはつぎつぎといろんなところに居る友達から、ハッピーバースデーのメッセージが。忙しい中、ふと思い出して時間を作ってメールを打って送ってくれたのかな…、なんて思って、さらにいつもよりもメッセージが沁みました。
留守電にハッピーバースデーを歌って入れてくれたり、お祝いのイラストを添えてメールしてくれたり、次から次へと、ほうぼうからやってくる、あたたかなもの。
いつもの年より、ガツンときました。もしかして、いつも通りライブ出来ていたら、感じられなかったかもしれないこと。「愛をくらえ!」と言われているかのようでした。

あとから聞いたのですが、わたし抜きの33BANDは、康平さんが描いているのに合わせて即興で演奏したりしたとのこと。音楽に合わせてライブペインティングをするという康平さんのいつものと逆パターンです。それが、とても素晴らしかったとのこと。わたしも聴きたかった、そんなの...ぜったいすばらしいに決まってる!笑
そして、主催のあやかちゃんが用意してくれていた、33のキャンドルがたてられたバースデーケーキ。
「カポウさんはこの場に居ないけど、早く元気になるようにみんなでハッピーバースデー歌いましょう♪」と、会場のみなさんでハッピーバースデー歌ってくれたとのこと。
わたしはその模様を後日動画で見させていただいたのですが、なんだか、自分のお葬式(笑)見ているような、不思議な、でもとてもあたたかいきもちになりました。

何も心配せずともいろいろな方のおかげでライブが出来ること、そこでその一瞬限りの音を素晴らしいメンバーと紡げること、それを聴いてくださる方々と出会えること、もしかしたら、ほんのちょっとルーティーンのように感じていたこれらのことが、どんなにラッキーで、どんなに恵まれていて、どんなにしあわせで、そして、どんなにかたいせつなことなのか、あらためて、感じ、得心した日でした。

ぜんぶひっくるめて、とても大きなおくりものをいただいたきもちです。

このピリッとした、そしてとてもあたたかな出来事をわすれずに、これからも、わたしは楽しく美しい音楽と、笑顔を、届けにゆきたいと思いました。

支えてくれた人たち、支えてくれている人たち、ありがとう。

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posted by カポウ at 18:50| 日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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